新人ブログ

【新人がブログを書いてみた】新人相互インタビュー編/第5回・Takuro.Tの場合 ~現代美術を勉強していた僕がORCに入ったわけ~

ORC採用ブログへようこそ!

今回も【新人がブログを書いてみた】新人相互インタビュー編です。

第5回目となる今回は、こちらの2名が担当します。

■インタビュアー:Kota.F(写真右)
■インタビュイー:Takuro.T(写真左)
T.Takuro2

それでは、「続きを読む」からどうぞ!

 

T,Takuro
▲Takuro.T

 

―ORCに入社しての印象はいかがですか?

おもしろい人が多いですね。僕は、人は皆いびつなものを持っていると思うのですが、その部分を無理に抑圧したりせず、個性になっている人が多い印象です。ORCには、そういった自分の少し変わった部分をさらけ出せるような良い環境があると思います。

 

―プログラミングの研修についてはどうでしたか?

プログラミング、実はちょっと経験がありました(笑)。メディアアート的なものを展示する大学のイベントにすこしだけ関わっていたんです。だから研修でもみんなよりスムーズに学べていたのかも。あとは大学の社会学で学んだ調べ物スキルや、抽象的なものを捉えるための考え方は今でも役に立っています。

 

―大学や大学院ではどんなことをしていましたか?

荒川修作という作家の作品について論文を書いていました。現代美術は同時代の社会的な問題をとりあげることが多く(荒川は必ずしもそのタイプではありませんが)、作品の裏にある作家の思想を読み解いていくことはとても面白いんです。しかし、途中で論文を書き進めることができなくなってしまい、もともとはアカデミアで生きていこうと思っていたのですが、ほかの仕事に就いて働くことを考え始めました。

 

―就職活動の時に意識していたことは何ですか?

就活では主に、広告業界や出版業界を受けていました。意見や情報を多くの人に伝えるという仕事に興味があったからです。社会学を勉強していたこともあって、自分の仕事を通して「社会に良くなってほしい」ということを漠然と考えていました。そのための情報を発信できるような業界として、広告や出版を思いついたわけですね。ですが、就職活動を進めていく上で段々と考えが変わっていきました。

 

―それはどうしてですか?

自分とは合わないということに気付いてしまったんですね。広告なんかではとくに、自分が善だとは思わないようなものも売らないといけないじゃないですか。そのことにしんどさを感じていました。
そんな中、ORCからオファーをもらいIT業界に興味を持ちました。プログラミングができたら、自分のできることも増え、手に職もつくと思ったので、入社を決めました。「社会に良くなってほしい」という願いを諦めたわけではないのですが、それは必ずしも「仕事」を通して実現しなければならないわけではない、と考えるようになったのだと思います。

 

―10年後どんな大人になっていたいですか?

仕事のスキルも上げていきたいですが、仕事と自分の人生のどちらも大事にしていきたいと考えています。本を読むこと、文章を書くこと、展示を見にいくことなど、自分にとって大切な物事、自分の大事な一部分たちを、失うことなく過ごしていきたいものです。

 

―最後に就活生へのメッセージをお願いします!

自分のやりたいことや拘りを貫き通すことも大事だけれど、そこに固執しすぎないで気軽に就職活動に取り組んでもいいんじゃないかな、と思います。自分のやりたいことは常に変わっていくものですし、今の時代は転職だってできるので。きっと「なるようになる」と思います!

 

―ありがとうございました!

Entry | ORCで働く

わたしたちは、共に未来をつくる仲間を募集しています。