
Cost FIT Case Study 6
物流会社 組立工場様
BOM(部品表)に忠実に
部品の調達から工場内物流まで、経営効率の向上を図るためにかかせない
包括的な物流業務の改善・コスト削減策を提案し、
3PL(サードパーティロジスティクス)サービスを提供してきた物流会社。
より付加価値の高いサービスとして、従来の部品単位の供給ではなく、
モジュール単位(部品→組立→製品)で供給する体制を構築しました。
BOMを受領し、それに基づく作業指示をPDAで明確化、
ミスの牽制を行うことで、納期を遵守したサービスが提供できました。
プロジェクトの成果
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出荷計画に対して、現在の在庫状況・入庫予定情報を照合し、組立可能なものを優先的に作業指示できるようになった。
従来は出庫計画順に作業指示を出していたが、入庫遅れ、在庫切れ等で作業が止まることがあり、作業に非効率な点、集荷カートが場所ふさぎになる点があったが、出荷指示をコントロールすることで問題点が解消された。
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「マーシャリング」内容をシステム管理することで、異品混入等の不良が減った。
荷受からすべての部品をロケーション・数量管理することで、マーシャリングの段階でも、ピッキング・ロケーション移動も作業指示としてシステムから発行。その都度スキャンすることで作業ミスを削減した。
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作業員の適正な配置計画につながった。
出庫計画と、それに伴う受付計画等が事前に確認できることにより、作業量を把握し、それに必要な人員の配置コントロールが可能になった。
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入荷実績・出荷実績を発注元にデータでフィードバックすることにより、経理業務が簡素化した。
プロジェクトがめざした 「組立工程の見える化」
