オープンリソースの新人プロジェクトブログへ、ようこそ。
今回のブログは、「Bチームの取り組み」シリーズです。
早くも四回目を迎えた今回ですが、
まずは前回までのおさらいをしておきましょう。
Bチームが開発を目指しているアプリは、
「撮影した写真から星座を生成するアプリ」です。
Aチームのイベント向け献立提案アプリ「マルレ」と比べて、
「マルレ」はありそうでなかった感がありますが、
Bチームのアプリはこれまでまったくなかった感が強い印象があります。
前回の「Bチームの取り組み」では、
ユーザーインターフェイスにこだわって技術調査を進めており、
「これまでまったくなかった」アプリの開発には、
ユーザーのことをとことん追求する必要があることが、
彼らの取り組みから感じられた、と報告させてもらいました。
今回の報告で一番特筆すべきことは、
Bチームのアプリの名称が決まったことです。
その名は、「SPiCa」です。
読み方は、「スピカ」。
「撮影した写真から星座を生成するアプリ」なので、
Star → 星
Picture → 画像
Camera → カメラ
から、その名前がついたとのことです。
なかなか特徴的で、独創性のある名前ですね!
前回のこのシリーズのブログ以降、
各メンバーでより詳細な技術調査を行ってきました。
T.Rは、画面間のデータの受け渡しについて調べてきました。
写真を撮影する画面から撮影した写真を読み込んだり、
星を配置する画面へ遷移した際にその写真のデータを読み込んだり、
といったケースにデータを画面同士で受け渡すにはどうすればいいか、
というのを、T.Rは調べてきました。
いろいろなやり方はあるようなのですが、
現段階ではどれがベストなのかはまだわからない、というのが結論でした。
また同時にT.Rは、ユーザーインターフェイスのパターンについても、
調査を行っているとのことでした。
Y.Tが調べたのは、写真に星を配置する方法や、
写真に配置した星と星の間を結ぶ線の描画方法について。
星の配置や線の描画ができる方法は見つけたものの、
実践してみないとわからない、ということで、
実際にその方法を試してみたそうです。
しかしながら、メモリの容量をかなり大幅に使用してしまうらしく、
他の方法がないかどうかを模索しているとのことでした。
M.Sは、星の「輝度」を調節する方法や、
星の色や大きさなどを選択できるパレットの表示方法などを調べてきました。
色をグラデーションにする方法や、
「輝度」を調節するスライダーのつくり方などを発見してきましたが、
これも実践してみないとわからない、という段階だということでした。
H.Oが調べてきたのは、ユーザーがつくった星座を共有する方法。
実現できそうな技術を発見してきた上で、
実際にやってみる前提として、画面遷移図の作成に着手したそうです。
「SPiCa」の実現に必要な技術の要素が、
それぞれのメンバーで見つけられ、
それを組み合わせればイメージしていたアイデアが形になりそうな予感がしてきました。
次回の「Bチームの取り組み」では、
部分的にでも実際にアプリの機能を実現できたところをご紹介できるのでは、
と期待に胸がふくらんできました。