オープンリソースの新人プロジェクトブログへ、ようこそ。
今回のブログも前回に引き続き、
2015年度新人プロジェクトのメンバー紹介シリーズでいきましょう。
二回目の今回は、東京大学大学院出身のK.Sくんにフォーカスします。
東大の大学院まで進み、ORCを選んだのはどんな理由だったのか、
K.Sくんに直撃してみましょう!
では今回もインタビュー形式で、どうぞ!
インタビュアー(以下、イ):今日はよろしくお願いします。東大の大学院では、どんなことを研究されていたのでしょう?
K.S(以下、S):私が学んでいたのは新領域創成科学科というところで、その名の通り新しい領域を創り出す科学を研究する人たちの集まりでした。まわりは惑星を調べている人とか、遺伝子を操作して何かできないかと研究している人などがいましたが、自分は暗号理論を研究していました。
イ:暗号理論、というと?
S:一言で言うと、数学を利用して特殊な秘密通信の方法を創り出す研究でした。成果はあまり出なかったですが(苦笑)。
イ:さらに大学に残る、という選択肢は考えなかったんでしょうか?
S:正直な話、このテーマはもういいかな、と思ったからでしょうか(笑)。社会に出て働いてみたいという気持ちが強くなり、研究の中で少し触れることのあったプログラミングに興味を持って、SEを志望しました。
イ:就活はどのようなプロセスで進めていったのでしょう?
S:実は最初は、国家公務員を目指していたんですよね。でもそれほど深く考えて志望していたわけではなかったので、結果は芳しくなく。そこで求人サイトを使ってIT系の企業を選んで探していたのですが、求める人材のところに「積極的な人」とか書いてあるところは避けていました。
イ:なんでですか(笑)?
S:自分の性格的に、積極的な方ではないことはわかっていたので。ORCは、求める人物像に「成長力を重視します」と書いてあり、その表現には引かれましたね。
イ:なるほど。「入社しよう」と決め手になった理由は?
S:説明会で2年上の先輩でK.Kさんが来てくれていたんですね。K.Kさんの話を聞いていて、雰囲気がよさそうで、面白い仕事ができそうな感じがしたのが大きかったです。
イ:実際に入社してみての印象はいかがですか?
S:「思っていたより楽しい」というのが、率直な印象です。新しい勉強がたくさんできているという実感があるのが、大きいですね。難しくて消化不良なところもいっぱいありますが、それがむしろ楽しいし、自分が前向きに取り組んでいけばやれるかな、という感触もあります。
イ:新人プロジェクトは、いかがですか?
S:難しいことの一つではありますね。どんなアプリをつくろうかとか、どういう使い方をさせようかとアイデアを出し合うのは面白いのですが、アイデアを形にしていくのはなかなか難易度が高いなあ、と感じています。
イ:では最後に、今後の目標をおうかがいしましょう。
S:研修でJAVAを勉強しているのですが、もっと詳しくなりたいという気持ちがあります。だんだん知識が増えていってる実感があるので、もっと使いこなせるようになりたいですね。
イ:K.Sくんの人柄が伝わってくるようなインタビューでした。今日はどうもありがとうございました!
いかがでしたでしょうか。
「成長力を重視します」というORCの求める人物像に、
深く共感できたことが印象的なインタビューでしたね。
次回は新人プロジェクトの進捗報告をご紹介したいと思います!