オープンリソースの新人プロジェクトブログへ、ようこそ。
今回は、新人プロジェクトメンバーの個別インタビューシリーズの最終回です。
Y.Kくん、D.Tくんと、Aチームのメンバーを続けてご紹介してきましたが、
今回も同じAチームのメンバーであるY.Hくん(東京理科大学理工学部)に、
大トリを飾ってご登場いただこうと思います。
今回もインタビュー形式で、どうぞ!
インタビュアー(以下、イ):今日はよろしくお願いします。定番の質問ですが、配属部署をうかがいます。
Y.H(以下、H):私は事業開発1部の配属になりました。金融業界向けのシステム開発プロジェクトに携わらせてもらっていますが、配属当初は自分が一体何をやっているのか、ちんぷんかんぷんな状態でした。
イ:金融業界向けのシステムって、とても規模が大きいですからね。
H:当初はシステムの動作確認を検証する業務に対応していましたが、最初は言われたままに作業するだけでした。しかしながら自分が担当する検証業務の意義は何かを確認し、理解することで、だんだんと自分のやっていることの意味がわかるようになっていきました。
イ:具体的には、金融業界向けのシステムでどの部分を担当しているかはわかりました?
H:金融機関のお客様が振り込みを行う際に必要となるシステム、ということです。システムの仕組みがわかってくると、「なるほどなぁ」と思うようになり、視野が広がってきた感じがあります。最初の頃と比べれば、成長できているという実感もありますね。
イ:通常業務が多忙を極めて、新人プロジェクトがなかなかうまく進まない、という状況にあったようですね。
H:はい、私だけでなくメンバー全員が同じタイミングで、通常業務が忙しくなってしまったという状況になり、進捗が滞ってしまっていた時期がありました。私自身も、メンバー同士でのコミュニケーションをLINEで行っていたのですが、メッセージを見る余裕がないという状況に陥っていました。
イ:同じAチームの二人にお話しをうかがったところ、メンターの方々に相談したり、アドバイスをもらったりすることでスムーズに進むようになった、と聞きました。
H:メンターの方々からいただいたアドバイスとしては、当初予定していた機能を絞り込んだり、仕様を変更することで最終的なレビューのタイミングまでにアプリが仕上がるようにしよう、という話でした。それに伴い、自分が担当する役割も少しずつ変化していきましたね。
イ:そういったアドバイスで、アプリの完成は近づいてきた感じなのでしょうか。
H:近づいてきたと思います。新人プロジェクトをスタートした当初に思い描いていたものとはちょっと違ってはきていますが、スケジュール通りに完成させる、ということも大切なことだと考えると、こうした方針転換も必要なことだと感じますし、これらは通常業務でも応用できる考え方だと思っています。
イ:通常業務と平行して新人プロジェクトを進めるのは、やはり難しいですか。
H:そうですね、難しかったなあ、というのが正直な感想です。でも一方で、限られた時間の中で求められるパフォーマンスを発揮するのは通常業務でも求められることではあると感じているので、そういう意味では新人プロジェクトを通じて「時間の割き方」「時間をやりくりする能力」を身につけることが求められているのではないか、と理解しています。
イ:新人プロジェクトで感じたことは、ぜひ後輩たちにも伝えていっていただきたいと思います。今日はどうもありがとうございました!
いかがでしたでしょうか。
新人プロジェクトを通じて感じたことや学んだことはそれぞれですが、
Y.Hくんは「スケジュール通りに仕上げるために必要なこと」や、
「時間のやりくりの仕方」といったところを学べたと感じているようです。
次回のブログでは、各チームの取り組み状況について報告したいと思います。
どうぞお楽しみに!