オープンリソース(ORC)の新人プロジェクトブログへ、ようこそ。
就活生のみなさんに向けた、
「新人がブログを書いてみた」シリーズの「就活アドバイス編」。
四回目の今回は、早稲田大学 文化構想学部出身のRyo I.くんに登場いただきましょう。
就活を実際にしてからまだそれほど経っていないからこそ言える、
実感のこもったアドバイスになっています。では、どうぞ!
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こんにちは!ORC、2016年度新入社員のRyo I.です。
今回のテーマは「就活生へのアドバイス」ということなのですが、「アドバイス」というとなんとも気が引けてしまうので、就活生へのメッセージくらいの心持ちで書かせていただきます。
○自己評価はほどほどに
これは私自身の失敗談なのですが、就活中とてもネガティブでした。そもそも根がネガティブなのですが、就活中は輪をかけてそうなってしまっていました。面接の場で口にすることはありませんでしたが、「何の役にも立たないつまらない人間です」と自己紹介したいくらい。共感できる就活生のみなさんに、心から幸運を祈っています。
要するに「自己評価が低かった」というわけです。しかし就活を続けていると意外や意外、こんな自分でも評価されることもあるんです。しかも「なんでそんなことで評価されるの?」と思うことで褒められる。それは、等身大の自分を理解するということがとても難しいからかもしれません。
他者や企業が何をどう評価するかというのは、本当のところは実際に面接してみないとわかりようがありません。変に自己評価を低くして自信を失ってしまう、なんて私みたいなことはしないで下さい。お願いです。意味がありません。
皆さんがこれまでやってきたこと、学んできたことを堂々と表現すればいいだけだと、思います。逆に言えば、できるのはそこまでです。あとは企業側が好き勝手に評価を下します。それくらい割り切って考え、自分ができる範囲のことをとことんやる、そうしたスタンスの方が気持ちは楽だと思いますし、ネガティブにもならずに済むと思います。
○フィーリングを大切に
志望動機を聞かれて「フィーリングです!」と答えたら面接官は卒倒すると思いますが、企業を選り分ける上では「感覚」はとても有効です。フィーリングはみなさんが20数年かけて磨き上げ、培ってきたものです。好き嫌いや、自分に合う合わないというのは、頭で考えるというよりも感覚でしょう。とはいえ、それだけで就活を進めることはできないので、いろんな企業と接する中で自分は何に心惹かれて、何が嫌だと感じるのか、そしてそれは何故なのか、という観点でとことん自分自身を観察していくと、理屈でも説明できるようになってくると思います。そしてそれは、そのまま「自己分析」になります。最終的には理屈に落とす必要はありますが、出発点としてのフィーリングはとても大切だ、ということです。
○自分で決める
当たり前のことではありますが、就活は自分自身のためにするものです。そして、自分で決めることです。他人に振り回されないようにしましょう。
就活はいろんな人にいろんなことを言われるのが常なので、親が「こうした方が良い」とか、先輩からは「こうした方が…」とか、ネットにはこう書いてある、などなど、就活をしていると各方面からいろんな情報が舞い込んで、迷ってしまう時もあると思います。そんな時は最終的に決めるのは自分自身だということを思い出して下さい。自分で決めないのであれば、誰かのせいにするということです。それは、とても不幸なことです。アドバイスをくれる人たちは、成功を願って教えてくれているのだと思いますが、何が幸せなのかを真に知っているのは、自分自身以外にいません。アドバイスはいったん受け止めた上で、シンプルに「自分がやりたい」と思う方を選べばいい、と私は思います。働く企業を選ぶのも、そこで働くのも、結局はみなさん自身なわけですから。
○最後に
ためになるのかならないのか、よくわからないことを好き勝手につらつらと述べましたが、一言で言えば全て「己自身を知ること」です。「自分は何がしたいのか」この疑問をしつこく何度も自問し続けることで、進むべき道は自然と開けてくると思います。みなさんが今回の就活で心から納得して働く会社を見つけられることを願っています。
最後に一つ、僭越ながらアドバイスを。面接会場に向かうときは、笑顔を忘れずに!
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いかがでしたでしょうか?
就活生が陥りがちな部分を、しっかりと言い当ててくれているブログだと思います。
自分を知ることを突き詰めるから、自分がしたいことがわかってくる。
ぜひあなた自身の就活にも、重ね合わせてみて下さい。