オープンリソース(ORC)の新人プロジェクトブログへ、ようこそ。
18回目を迎えた「新入社員紹介」シリーズですが、
今回は「穏やかな人と一緒にいるのが落ち着く」という雰囲気を醸し出してくれる、
中央大学理工学部応用化学科出身のH.Eさんをご紹介したいと思います。
何かを選ぶ際には、そこにいる「人」で選んできたという彼女ですが、
ORCを選んだ理由も「人」だったのかどうか、気になるところです。
そのあたりを深く掘り下げていってみましょう。おなじみのインタビュー形式で、どうぞ!
インタビュアー(以下、イ):理工学部応用化学科のご出身ということなので、化学が好きだったんでしょうか。
H.E(以下、E):いや、実はそれほどでも(笑)。受験科目の中で化学が一番点数の取れる科目だった、というのが一番の理由ですね。理系科目が得意かというと、決してそうでもありません(笑)。
イ:なるほど(笑)。じゃあ卒業研究とか卒論とかは?
E:バイオミメティックスという、生物の構造や機能を真似て利用する技術について研究するゼミに所属していました。それもまたその分野に興味があったというよりも、研究室にいる人たちの雰囲気で選んだ感じでしたね。
イ:なんだか分野としてはすごく興味のある人がやりそうなものに感じますけどね。
E:私、わりと「人」を基準にものを選んできているところがあるんですよ。大学のサークルも写真サークルに入っていたのですが、特に写真やカメラにものすごく傾倒しているというわけでもなく、熱心な勧誘を受けたということもなく、ただただ先輩たちがみんな優しそうだったから、という理由で入っていました。
イ:大学生活はとても楽しく過ごしていたような雰囲気を感じますけど。
E:すごく楽しかったですよ!なんなら就活の最初のうちは、大学が楽しくて仕方なかったから、大学の職員になることを目指していましたから。
イ:それはご自身が通っておられた大学の職員、ということですか。
E:中央大学の職員も受けましたし、他の大学の職員も受けました。親からも「いいんじゃない?」と言われていましたし、説明会に参加して面接を受けて、という感じで普通の就活と変わらない流れで受けていったんですが、なかなか芳しい結果が得られなくて。最後には付属病院のある大学で医療事務のような職種にも視野を広げていったのですが、受かりませんでしたね。
イ:そこから、IT業界に視野が広がっていった理由は何だったのでしょう。
E:就職エージェント会社に登録してから、ですね。「IT業界の求人はいっぱいあるよ」と言われたのですが、正直なところIT業界には「ブラック」というイメージが強かったので、不安は感じていました。規模の大きな会社は受けていませんが、ORCと他にもいくつかIT業界の企業を受験しましたね。
イ:内定をもらっていた会社は、他にもあったのでしょうか。
E:ORCよりも規模の小さな会社から一社、内定をもらっていましたが、ORCの方が従業員数が多かったので、人がたくさんいた方が楽しいだろうなあ、と思ってORCを選択しました。
イ:なるほど、そこもやはり「人」という基準だったんですね。
E:それに採用責任者の方がとてもいい方だったのも、大きかったですね。試験の最中に問題のヒントを出してくれたりして、ほどよい適当さがある感じが好印象でしたし、面接の前に「緊張しているよね、でも大丈夫だよ」と緊張をほぐしてくれたりするのもうれしかったですね。
イ:自分と一緒に過ごす「人」にどんな「人」がいるのか、を大事な基準にしていることがよくわかりました。今日はどうもありがとうございました!
いかがでしたでしょうか?
学校を選ぶにしても、会社を選ぶにしても、ともに過ごす「人」はどんな人か、
という判断基準を持つことは大切なことだ、と感じさせてくれるインタビューでした。
「人」が好きな彼女はきっと、実はコミュニケーションが大事なIT業界で、
その力を発揮してくれることになるだろうと期待しています!